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アイドルマスター我那覇響SS「Last Day」

響の10年後のお話。いろいろ突っ込みどころがある気がしますが気にしない!
続きを読むから本編です。



「みんなーありがとうー、本当に、本当にありがとー!」
 涙をにじませながら、力強くファンとの別れを告げた。
 この瞬間、自分のアイドル人生は幕を閉じた。
 10年間トップアイドルとして頑張ってきた。
 765プロのみんなと、何回もオーディションで勝負した。
 いろいろな仕事もした。
 数え切れないほどの喜怒哀楽を体験した。
 でも、それも今日で終わり。
 いきなり変われるとは思わないけど、変わらなくちゃいけない。
 だって、今この瞬間から自分は……



「よっ、お疲れさん」
「ありがとう、プロデューサー」
 ラストライブ終了後、プロデューサーに誘われ夜の浜辺にきている。
 765プロのみんなとの打ち上げまで、そんなに時間ないんだけどな。
 ライブの熱気が冷めない体は、未だにほてっている。
 ・……もしかしたら、気を使ってくれたのかもしれない。
「今日のライブのできは、さすがだったな」
「当たり前じゃん! だって自分、トップアイドルだぞ!」
「トップアイドルだった、だろ」
 その言葉で、お互いに笑い合う。
 10年前、961プロでトップアイドルを目指していた。
 その時も、自分はトップアイドルであると疑わなかった。
 そう、765プロと出会う前までは。
 真とは、ダンスで熱い勝負を繰り広げた。
 やよいは、小さな体でも元気いっぱいで、自分より大きい存在に見えた。
 春香は、心の大切さを教えてくれた。
 他の765プロのアイドルも、自分に色んなことを学ばせてくれた。
 だから、トップアイドルとして頑張ってこれた。
「それで、これからどうするつもりなんだ?」
「う?ん、実はまだ考えてないんだ」
 う?、なんでこんな時だけいつもみたいに勢いよく言えないんだろ。
 本当は、もう考えているのに。
「プロデューサーは、まだプロデューサーを続けるの?」
「そりゃそうだ。俺の仕事は、頑張ってる女の子を応援することだからな」
 プロデューサーは昔と全然変わらない。
 純粋で、誰にでも優しくて。
 そんなところをきっと…好きになったんだと思う。
「ねぇ、プロデューサー」
 すぅ、はぁ?。
 落ち着くために深呼吸。
「なんだ?」
「あのさ、えーと…」
 ずっと胸に秘めていた想い、言葉。
 今言わないと、きっと後悔する。
 もう、こんなチャンスはないかもしれない。
 だから…
「自分、プロデューサーのことが好きだ!」
「え?」
「プロデューサーが居たから、今まで歌ってこれた。ううん、今の自分が居る。
だから、これからもずっと、一緒に居てくれないかな…?」
 言えた。ずっと、ずっと言いたかった言葉。
 プロデューサーに、伝えたかった言葉。
 結果がどうあれ、もう後悔はしない。
 自分の気持ちを、伝えることができたのだから。
「…すまん」
「あはは、そうだよね。自分なんかじゃ、釣り合わないよね」
 あ?あ、失恋か。今後、プロデューサーよりいい人に巡り会うかなー。
 …ぐすっ、だめ。泣いたら、ヒック、プロデューサーに迷惑かけちゃう。
「違うんだ、響。その、俺から言うべきことなのに、お前に言わせちゃってすまない」
「…え?」
 それってどういう…
「響が俺を好きなのは、ずっと知ってたよ」
「どうして…わかったの?」
 そんなそぶり、見せたことないのに。
 いつも冗談半分で近づいたり、時にはけんかしたり。
 そんな二人の関係だったはずなのに。
「バカだな。俺はプロデューサーだぞ。響の歌を聞いてれば、わかるよ」
「あはははは」
 まったく、プロデューサーには敵わないや。
 そんなこと言われたら、何も言い返せないよ。
「まっなんだ。俺も好きだよ、響」
「本当に…?」
 嘘じゃないんだよね。
 プロデューサーと、両思いだなんて。
 他にもたくさん素敵な子がいるのに、自分を選んでくれるなんて。
「本当だよ、ほら…」
「あっ」
 プロデューサーがぎゅっと抱きしめてくれる。
「これからも、ずっと一緒にいような」
「うん、うん」
 それから、少しだけ泣いた。
 嬉しくて。信じられなかったけど、プロデューサーの温もりが温かくて。
 今だけは、いいよね…
 


「さて、そろそろ行かないと皆が待ってるぞ」
「そうだね、プロデューサー」
 残念だけど、プロデューサーから離れる。
 でも、これからはいつでも抱きしめてもらえるんだよね。
 そう考えると、なんだか自然と顔が緩んでしまう。
「ところで響、そのプロデューサーというのはどうにかならないか?
これからは、もうプロデューサーじゃないんだからな」
 そういえば、そうだよね。でもやっぱり、いきなり名前で呼ぶのは恥ずかしい。
「わ、わかったよ」
「まっ、いきなり直せって言っても無理だろうから、徐々にな」
 …よし、決めた!
「じゃあ行こうか、響」
 そう言って、プロデューサーが手を差し出してくる。
 ぎゅっとその手を握る。そして…
「うん! ぷろでゅーさ…じゃなくて、―――!」



 終わり


 あとがき

 とりあえず、最近自分の中で人気急上昇中の響のお話。
 やよいストーリーの響にやられました!
 春香=響>やよい>千早って感じで今のところ自分の中で位置づけられてます。
 あっどうでもいいですね
 響には幸せになってほしいなーっていうので、こういうのになった…と思います。
 最後なんて呼んだのかはご想像にお任せしますw
 とりあえず、何か感想とか批評とかありましたらよろしくお願いします?
 こういうのどうですかーとかネタ提供(?)も受け付けてますー
 実際に書くかはわかりませんが><
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